消化器系検査のご案内
胃がん、大腸がん、食道がんの早期発見のために
現在我が国における死因は、1980年代以降、悪性新生物(ガン)が第一位を占め、一貫して増加の傾向をみせています。特に胃、大腸、食道などの消化器系のガンがその多くを占めています。 当フィオーレ健診センターでは、以下の消化器疾患に関係するオプションをご用意しています。
腫瘍マーカー
体内にガンができると特殊な物質が血液中などに異常増加することがあり、これを腫瘍マーカーと呼びます。 これを測定することがガンを発見する手助けとなります。 ただし、良性の疾患でも腫瘍マーカーが高値になることもあり、またどの臓器の病気かを特定できないこともあります。 早期のガンの場合、腫瘍マーカーの反応が弱く、異常値にならないこともありますし、また腫瘍マーカーをあまり増加させない癌もあります。 従って腫瘍マーカーが正常範囲であってもガンが存在しないということにはなりません。 また異常値であっても血液検査だけで癌の診断はできませんので、他の検査(レントゲン、超音波、CTスキャン、尿、便、内視鏡検査など) と併せて、総合的にみることが必要になります。 消化器関係の腫瘍マーカーは以下をご用意しています。
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CEA
大腸、胃、肺などの腺ガンで高値を示します。
しかし、バリウム検査や内視鏡検査に比べ、感度が良いわけではありません。またご高齢の方や多量喫煙者でも上昇します 。
AFP
肝細胞ガンで高値を示します。慢性肝炎や妊娠でも上昇します。
CA19-9
膵臓ガン、胆道系のガンで高値を示します。膵炎、胆管炎でも上昇します。
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ヘリコバクター・ピロリ抗体
胃ガン検診は、バリウムを用いた造影検査が基本検査となります。
最近、胃の中にヘリコバクタ・ピロリという細菌(グラム陰性桿菌)が存在することが確認されました。この細菌は胃・十二指腸潰瘍と深い関係があることがわかってきました。再発を繰り返す、あるいは治療に難渋している胃・十二指腸潰瘍でヘリコバクタ・ピロリに感染していることが認められた場合、除菌治療が有効です。 またヘリコバクタ・ピロリの持続的な感染により慢性萎縮性胃炎となります。 この慢性萎縮性胃炎が胃ガンの発生母地となるため、最近ヘリコバクタ・ピロリと胃ガンの関係についても検討が続けられています。
現在ヘリコバクタ・ピロリの感染を調べるために様々な検査が開発されています。 当センターでは、血中のヘリコバクタ・ピロリ抗体を測定しています。 ヘリコバクタ・ピロリ抗体が陽性の時、全て除菌治療が必要なわけではありませんが、胃・十二指腸潰瘍が認められる場合に除菌治療を検討します。
ペプシノーゲン
慢性萎縮性胃炎を診断するためにペプシノーゲン検査をご用意しています。 血清中のペプシノーゲン値は胃粘膜の形態、外分泌機能(胃酸分泌の状態)を反映しています。 ペプシノーゲンには、ペプシノーゲンIとペプシノーゲンIIがあります。 このペプシノーゲンIとペプシノーゲンIIの比(ペプシノーゲンI/II)は胃の粘膜の萎縮の程度と高い相関を示すことがわかってきました。このことからペプシノーゲンIとペプシノーゲンIIをそれぞれ測定し、ペプシノーゲンIとペプシノーゲンIIの比を求めることで慢性萎縮性胃炎を診断することが可能となります。
ペプシノーゲン検査は、あくまで萎縮の程度を調べるもので、胃ガンの診断をしているものではありません。胃ガンの発生母地である慢性萎縮性胃炎を診断し、早期の胃ガン診断の拾い上げを行います。したがってペプシノーゲン検査が陽性の場合は、内視鏡検査による精密検査を検討します。
肝炎ウイルス
(1)B型肝炎ウイルス検査
(2)
C型肝炎ウイルス検査:B型肝炎、C型肝炎はいずれも血液を介して感染する病気です。
B型肝炎ウイルスS抗原(HBs抗原)を検査することにより、B型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。
B型肝炎は急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞ガンを発症することがあります。 急性肝炎の場合は、ウイルスに感染しても症状が出ないまま治ってしまう(不顕性感染)場合、また発病したとしても数カ月で完全に治る場合があります。しかし、急性肝炎の1〜2%が劇症肝炎となり、重症化する時があります。
B型慢性肝炎のほとんどが母親から赤ちゃんへの母子感染が原因といわれています。ウイルスに感染していても症状が出ない場合があり、このような人をB型肝炎ウイルスキャリアといいます。症状の発現を認めないときは、健常人と変わりなく生活できますが、このうちの何割かが慢性肝炎になります。慢性肝炎は、あまり症状のでない疾患なので、血液検査をしてはじめてB型慢性肝炎とわかることがあります。
C型肝炎はC型肝炎ウイルス抗体を調べます。 C型肝炎は慢性化し肝硬変、肝細胞ガンをおこすことがあります。C型肝炎ウイルスに感染すると、ウイルスに対抗するためにC型肝炎ウイルス抗体が産生され、自然治癒することもありますが、 体内にウイルスが残り慢性肝炎となることもあります。C型肝炎ウイルス抗体は自然治癒して、現在ウイルスが活動していない場合でも陽性になりますので、 陽性の場合にはウイルスが体内に残っているか更に詳しく調べる必要があります。
肝機能異常を指摘されたことのある方は、いずれかの肝炎ウイルスを検査することをお勧めいたします。
腹部超音波検査
腹部に超音波をあて、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓の形や内部の状態を調べます。 以前脂肪肝や胆石など超音波検査で異常を指摘されたことのある方は、積極的にお受けいただくことをお勧めします。
その他
肝機能(LDH、総ビリルビンなど)、膵機能(アミラーゼ、リパーゼなど)の血液生化学検査も追加が可能です。ただしコースによりお受けできない場合がございます。受付時にご相談ください。









